JS4StarMap(Adobeイラストレーター用星図描画Javascript) | 星空・星図素材 ベクター ai | CC BY 3.0

ダウンロード

「JS4StarMap (Adobeイラストレーター用星図描画Javascript)」
をダウンロード

20210908版
(ZIP形式 約3.7MB)

↑ 目次へ戻る

基本的な使い方

「CreateStarMap.jsx」をイラストレーターにドラッグ&ドロップすると、星図を描画できます。

Step1 : 「CreateStarMap.jsx」をイラストレーターにドラッグ&ドロップします    Step2 : 星図が描画されます

使い方手順

  1. 「JS4StarMap.zip」をダウンロードし、解凍。
  2. 描画する星空の条件を指定します。
    フォルダ内にある「setting.jsx」をテキストエディタで編集・保存してください。
  3. フォルダ内にある「CreateStarMap.jsx」をイラストレーターにドラッグ&ドロップします。
  4. 数十秒待つと、星図が描画されます。

↑ 目次へ戻る

「setting.jsx」を編集し、お好みの星空に

setting.jsxを編集することで、お好みの星空を描画する事ができます。
setting.jsxをテキストエディタで開き、必要な星空設定個所を編集し、保存してください。

「各要素を星図aiに出力するかどうか」の設定

setOnOff( {
	Star :		true,	//星
	ConstLine :	true,	//星座の線
	ConstName :	true,	//星座名
	Info :		true,	//日時や場所、月齢表示
	MilkyWay :	true,	//天の川
	BG :		true,	//背景色
	Sky :		true,	//空の領域
	Landscape :	true,	//風景
	NESW :		true,	//方角表示
	SunMoon :	true,	//太陽や惑星
	Grid :		true,	//座標グリッド
	MagEx :		true,	//等級のサンプル
	Comet :		false,	//彗星
	Meteor :	false	//流星群
} );

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「日時」の設定

setStarryNight(2021,1,1,0,0,0,false);

描画したい星空の日時を指定します。
1950年~2050年の日時をご指定ください。この範囲から離れるにしたがって、星図の正確性が損なわれてしまいます。

引数の説明

  1. 年 1950~2050
  2. 月 1 ~ 12
  3. 日 1 ~ 31
  4. 時 0 ~ 23
  5. 分 0 ~ 59
  6. 秒 0 ~ 59
  7. 夏時間(サマータイム)かどうか。日本の年の場合はサマータイムがないので、falseのままでよい。
    • true : サマータイム
    • false : サマータイムではない

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「場所」の設定

setStarryPlace(139.741357,35.658099,9,"Tokyo","東京都(東京都心)");

星空を見上げる場所を設定します。

引数の説明

  1. 経度。-180~180。
  2. 緯度。-90~90。
  3. タイムゾーン。日本の場合は9のままで良い。
  4. 場所の名前(英語表記)
  5. 場所の名前(日本語表記)

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「色」の設定

setColor("pink");

星図の色味を設定します。

引数の説明

  1. pink, white, blue, black, redの5種類。

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「星図」の設定

setChart("A4","L","Sky");

星図の種類を設定します。

引数の説明

  1. 用紙の大きさ。A0~A5。
  2. 用紙の方向。
    • L : 横向きの配置
    • P : 縦向きの配置
  3. 描画する星図の種類を設定。
    • Sky : 全天星図(南が下)
    • SkyN : 全天星図(北が下)
    • S : 南
    • SW : 南西
    • W : 西
    • NW : 北西
    • N : 北
    • NE : 北東
    • E : 東
    • SE : 南西
    • VernalEquinox : 赤経赤緯(春分点中心)
    • AutumnalEquinox : 赤経赤緯(秋分点中心)
    • Galactic : 銀河座標
    • Ecliptic : 黄道座標

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「星」の設定

setStar("circle",4.9,-99,-3,"f",1.39);

星に関する設定。

引数の説明

  1. 星の形。
    • circle : 丸
    • star : 星
    • star3 ~ star12 : 星
    • rectangular : 長方形
    • square : 正方形
    • polygon3 ~ polygon8 : 多角形
    • ellipse : 楕円
  2. 表示等級の最大値(最も暗い等級)。最大で8.4等まで描画できます。
  3. 表示等級の最小値(最も明るい等級)。通常、デフォルト値の-99のままでよい。
  4. 星の大きさ。0より小さい数値を設定。
    • -10 : 特大
    • -5 : 大
    • -3 : 中
    • -1.5 : 小
    • -0.5 : 特小
  5. 星を塗りつぶすか、線だけの描画とするか。
    • f : 塗りつぶす
    • S : 線のみ
  6. 等級による星の大きさの変化の度合い。1以上の数値を設定。
    • 1.00 : 変化 無
    • 1.19 : 変化 小
    • 1.29
    • 1.39 : 標準
    • 1.49
    • 1.59 : 変化 大

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「星座線の種類」の設定

setLine("D1");

星座線に関する設定です。太さの異なる破線と実線を指定できます。

引数の説明

    • 破線 (数値が大きいほど太い)
      • D1 : 破線 細
      • D2 : 破線 中
      • D3 : 破線 太
    • 実線 (数値が大きいほど太い)
      • S1 : 実線 細
      • S2 : 実線 中
      • S3 : 実線 太

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「表示する星座線」の設定

setConstellation("all");

表示する星座線(と星座名)に関する設定です。描画する星座の多少を設定してください。

引数の説明

    • all : 全88星座
    • standard : 基本の星座
    • famous : 有名な星座
    • zodiac12 : 黄道12宮

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「日本語/英語 星座名や星の名前」の設定

setLang("ja");

言語に関する設定です。描画する星座名や星の名前などの表記を、日本語か英語か設定できます。

引数の説明

    • ja : 日本語
    • en : 英語

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「グリッド」の設定

setGrid("Horizontal");

グリッドに関する設定です。星空に座標格子を描くことができます。
グリッドを表示したくない時は、setOnOff.Gridをfalseに設定してください。

引数の説明

    • Horizontal : 地平座標
    • Equatorial : 赤道座標
    • Galactic : 銀河座標
    • Ecliptic : 黄道座標

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「流星群」の設定

setMeteor("Geminids");

流星群に関する設定です。選択した流星群の放射点がプロットされます。
流星群を表示したい時は、setOnOff.Meteorをtrueに設定してください。

引数の説明

    • Quadrantids : しぶんぎ座流星群 1/4
    • Lyrids : こと座流星群 4/22頃
    • EtaAquariids : みずがめ座η流星群 5/6頃
    • SouthernDeltaAquariids : みずがめ座δ南流星群 7/30頃
    • Perseids : ペルセウス座流星群 8/13頃
    • Orionids : オリオン座流星群 10/21頃
    • Leonids : しし座流星群 11/18頃
    • Geminids : ふたご座流星群 12/14頃

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「風景」の設定

setLandscape("couple");

風景に関する設定です。選択した風景が地平線に沿って描画されます。

引数の説明

    • couple : 恋人たち
    • children : 子供たち
    • simple : シンプル

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「天の川」の設定

setMilkyWay("area","circle");

天の川に関する設定です。

引数の説明

  1. 天の川のタイプ
    • area : 領域で表示
    • line : 線で表示
    • dot : ドットで表示
  2. 天の川タイプがdotの時のドットの形
    • circle : 丸
    • star : 星
    • star3 ~ star12 : 星
    • rectangular : 長方形
    • square : 正方形
    • polygon3 ~ polygon8 : 多角形
    • ellipse : 楕円

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「太陽・月・惑星」の設定

setSunMoon("circle","circle");

太陽・月・惑星に関する設定です。太陽や惑星の形を指定できます。

引数の説明

  1. 太陽の形
    • circle : 丸
    • star : 星
    • star3 ~ star12 : 星
    • rectangular : 長方形
    • square : 正方形
    • polygon3 ~ polygon8 : 多角形
    • ellipse : 楕円
  2. 惑星の形
    • circle : 丸
    • star : 星
    • star3 ~ star12 : 星
    • rectangular : 長方形
    • square : 正方形
    • polygon3 ~ polygon8 : 多角形
    • ellipse : 楕円

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「彗星」の設定

//setComet("LEMMON");

彗星に関する設定です。
使用する際は、コメントアウト(//)を削除し、setOnOff.Cometをtrueに設定してください。

※彗星の描画は不正確性を含む場合があります。その点ご注意願います。

引数の説明

  1. 表示できる彗星
    • LEMMON : レモン彗星
    • NEOWISE : ネオワイズ彗星
    • ISON : アイソン彗星

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「星図の倍率」の設定

setX(1.0);

星図の倍率に関する設定です。1以下だと縮小(ズームアウト)、1以上で拡大(ズームイン)されます。

※倍率変更すると、表示が乱れる場合があります。

引数の説明

  1. 倍率
    • 0.5 : さらに縮小
    • 0.8 : 縮小
    • 1.0 : 通常
    • 1.5 : 拡大
    • 2.0 : さらに拡大

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「大気による位置補正及び視差の補正」の設定

setIsCorrectH(true);

大気による位置補正及び視差の補正をするかどうか、に関する設定です。

引数の説明

    • true : 大気による位置補正及び視差の補正を行います。
      • trueの場合、星図の種類が下記の場合に補正が適用される(Sky、SkyN、S、SW、W、NW、N、NE、E、SE)。
      • たとえtrueでも、その他の星図では、補正は無視され適用されません。
    • false : 補正を行わない。

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

描画図法の強制設定

//setProjectionForcibly("");

描画図法を強制的に設定します。使用する際は、行頭のコメントアウト(//)を削除してください。

※描画図法を強制変更すると、表示が乱れる場合があります。

引数の説明

  1. 設定できる描画図法
    • AzimuthalEquidistant : 正距方位図法
    • LambertAzimuthalEqualArea : ランベルト正積方位図法
    • Equirectangular : 正距円筒図法
    • Mercator : メルカトル図法
    • Hammer : ハンメル図法
    • Mollweide : モルワイデ図法
    • Gnomonic : 心射図法
    • Stereographic : ステレオ図法
    • "" : 描画図法を強制変更しない場合は、引数を""にする

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「追加で描画する図形」の設定

//shapeList = [
//	{"RA":0.71222,"DEC":41.26917,"shape":"polygon6","R":2,"rotation":0,"color":"0,0,100,0","name":"M31 アンドロメダ銀河"},
//	{"RA":2.31667,"DEC":57.11861,"shape":"polygon6","R":2,"rotation":0,"color":"0,0,100,0","name":"二重星団 hχ"}    
//];

追加で描画する図形を個別に設定します。
使用する際は、行頭のコメントアウト(//)を削除してください。

引数の説明

  1. {
    • "RA" : 赤経0~24
    • "DEC" : 赤緯-90~90
    • "shape" : 描画図形 circle, star, star3~star12, rectangular, square, polygon3~polygon8, ellips
    • "R" : 図形の大きさ
    • "rotation" : 図形の回転 0~360
    • "color" : CMYK
    • "name" : 名称
    }

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

「描画後にaiを保存するか」の設定

setSaveAsAI(false);

星図描画後に、保存用のプロンプトを表示するかどうかを設定します。

引数の説明

    • true : 保存用プロンプトを表示
    • false : 描画だけで保存しない

↑ 「setting.jsxの編集」の目次へ

↑ 目次へ戻る

描画した星図のライセンス

クリエイティブ・コモンズ 表示 3.0 非移植 ライセンス(CC BY 3.0)

↑ 目次へ戻る

分かっている事

↑ 目次へ戻る

Reference

JS4StarMapを制作するにあたっては、基本的に、Every Starry Night AIと同一情報を参照しています。
ここでは、JS4StarMap制作時に、特別に参照させていただいた情報源をピックアップし、リストしておきます。
参照させていただき、ありがとうございました。感謝。

↑ 目次へ戻る

星降る公式: E-Mail | Facebook

お知らせ一覧