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~ ふと見上げた星空が、君に伝えたいほどキレイだった。~
2009年8月12日の夜は「ペルセウス座流星群」を楽しもう!
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2008年6月26日(木曜日)
ほしぞらタイムス 7月号

ちょうど頭の上を見上げてみて。
7つの星が半円形に並んでいるのが見えるかなぁ?
この星座が、かんむり座というんだよ。この冠には神話があってね、
お酒の神様ディオニソス(バッカスともいう)がね、お嫁さんになる王女アリアドネに
結婚のときに贈ったプレゼントなんだよ。
一番明るい星にはね、宝石という意味のゲンマっていう名前も付いているんだ。
もうすぐ梅雨明け。待ち遠しいね。梅雨が明けたらね、澄んだ夜空が広がって星たちがキラメキだすんだよ。
南の空を見てみようか?都会だとあまり星は見えないけど、さそり座の赤い1等星アンタレスとね、おとめ座の白い1等星スピカのね、ちょうど真ん中あたりにてんびん座があるんだよ。てんびん座はね、正義の女神アストライアが善悪を裁く天秤だっていうけど、僕たちの今日の行動はどう裁かれているんだろうね。
だけど、何か行動するときにね、こういう天秤を自分の心の中にもっていられるといいよね。他から判断されるんじゃなくって、自分の心の天秤で自分を判断できるようになれたらいいなあって思うんだ。
次は、ちょうど頭の真上。半円型に星が並んでるのが分かる?オレンジ色の1等星アークトゥルスの北東方向。なんかペンダント(※1)みたいに見えない?半円のちょうど真ん中のいちばん明るい星が、まるでペンダントについている宝石(※2)みたいだね。
この星座は、かんむり座といってね、悲しくも暖かい神話が伝わっているんだ。それはね・・・・
ギリシャの都市アテネではね、クレタ島の牛魔ミノタウロスにね、9年ごとに7人ずつの少年・少女をいけにえとして差し出さないといけないことになっていてね、とても悩まされていたんだって。そこでね、アテネの王子テセウスが立ち上がってね、ミノタウロス退治に出かけてゆくんだ。
クレタ島の王女アリアドネはね、牛魔ミノタウロス退治に乗り込んできた勇敢で凛々しいテセウスの姿に恋心を抱くんだ。ミノタウロスは迷宮ラビュリントスに潜んでるんだけれど、入ったら二度と出てこられないところといわれる所だからね、アリアドネはテセウスに協力を申し出るんだ。王女アリアドネはね、迷宮に向かうテセウスに糸玉を渡すんだ。それはね、迷宮の入り口に糸を結んでおいて、糸をほどきながら進めば、糸をたどって迷わずに迷宮から出てこられるから。悪戦苦闘の末にね、テセウスは牛魔ミノタウロスを倒して、アリアドネの元に戻ってくるんだ。そこでテセウスはアリアドネにプロポーズしたんだよ。そしてね、一緒に船に乗って、テセウスの故郷アテネへと向かったんだ。
でもね、途中立ち寄ったナキトス島でハプニングが発生するんだ。それはね、夜、王子テセウスが寝ているとき、女神アテナから「王女アリアドネと一緒になると、災いが起こる」というお告げを受けたんだ。そのお告げを信じてね、王女アリアドネをナキトス島に置き去りにしたまま、王子テセウスは出航してしまったんだ。アリアドネは朝起きてやっと、王子テセウスが自分をおいて行ってしまった事に気づくんだ。アリアドネは悲しみに暮れてね、岩場から身を投げようとしてしまうんだよ。
でも、ちょうどそのとき、酒の神ディオニトスが通りかかってね、岩場からアリアドネを助け上げたんだ。酒の神ディオニトスは、身を投げようとした理由を聞いて、優しく励ましてあげたんだよ。それでアリアドネはね、その心優しいディオニトスに心を奪われて、酒の神ディオニトスと結婚することとなったんだ。それで、結婚のときにね、酒の神ディオニトスがアリアドネにプレゼントしたのが、宝石をちりばめた王冠だったんだ。この冠がね、アリアドネの亡くなった後に、天に昇ってかんむり座となったというお話が伝わっているんだよ。
今の想いを大切にしたいから。忘れてしまうその前に、そのまま聞かせて。
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