星座早見盤の作り方 | てのひらにのせるの

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所要時間・必要なもの

所要時間：

６０分程度

必要なもの：

カッター、カッターマット
はさみ
両面テープ
テープ（仮止め用）
インクの出なくなったボールペン
定規

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作り方　目次

ステップ１　早見盤パーツを切り取る

まずは、「てのひらにのせるの」を部品ごとに切り分けます。

大雑把にザクザクと切っていきます。

部品ごとに切り分けられました。
まず最初は、左上の星座円盤から切り抜いていきます。

１-１　星座円盤の切り抜き

どこに沿って切ればよいか、少し迷うかもしれません。

「1 JANUARY」などの月名の記入してある円（写真ではピンク色）と、その円周に沿って1mm幅の線（写真では濃い紫色）があります。切る位置は、1mm幅の円周線の外側です。

星座円盤を切り抜きました。
円盤の月名の円の外側には、1mm幅の円周線が残っています。

１-２　回転軸パーツ、早見盤土台の切り抜き

次は、各パーツを切り抜きます。
これらのパーツは全て、白い線の内側に沿って切り抜きます。

白い線の内側に沿って、ジョキジョキッと切り抜いていきます。

最初のパーツの切り抜きが終了しました。
はさみを入れた部分には、白い線が残っていません。

Ｃ型のパーツも、白い線の内側に沿って切り抜きます。
部品が小さいので切り抜きづらいと思いますが、少々の辛抱です。

Ｃ型のパーツを切り抜きが終わりました。
左の写真のように少し反ってしまいますが、特に問題ありません。指で軽く曲げて、反りを平らに戻しておいてください。

その他のパーツも、白い線の内側に沿って切り取っていきます。

全て切り終わると、左の写真の様になります。

１-３　早見盤窓パーツの切り抜き

切り抜きの最後は。星座早見盤の星空が表示される窓パーツの切り抜きです。

はさみとカッターを使用します。

まずはカッターで窓エリアを大雑把に切り取ります。
細かな切り抜きははさみで行いますので、はさみが入る穴をあける作業です。

窓エリアに、はさみを入れられる穴が開きました。

はさみを使って、窓エリアを丁寧に切り取ります。白い線がパーツ側に残らないよう、白い線の外側に沿ってはさみで切り進めます。

途中、はさみで切りづらい部分があると思います。しかし、この窓の切り口が綺麗だと最終的な仕上がりも綺麗になります。少しもどかしさを感じられるかもしれませんが、ほんのちょっと、綺麗のためのほんのちょっとの辛抱をお願いいたします。

窓エリアの切り抜きが完了しました。パーツ側には白い線が全く残っていません。

窓パーツの外側を切ります。丸い曲線の部分は無視して、まずは４隅の直線部分を切り取ります。

４隅の直線部分を切り抜いた状態。

残った曲線部分にはさみを入れていきます。

まず3/4位の所からはさみを入れて切り抜き、その後に残った1/4を逆向きにはさみを入れて切り取ると上手に切り取れます。

窓パーツの曲線部分が切り終わった状態。

最後に、４隅の三角をカッターで切り取ります。白線の外側に沿って切ります。

最終的な見た目が綺麗になるよう、先を急がず、ゆっくりとカッターの刃を進めてください。

４隅の三角が切り取れました。星座早見盤の窓パーツの完成です。

これで、パーツの切り抜き作業は終了です。

細かい作業が多かったため、お疲れのことと思います。無理のないよう少し休憩を取って、集中力を回復させてから次の作業へ進んでくださいね。

ステップ２　回転軸の機構を組み立てる

回転軸の機構を作ります。

ハートの描いてある小さな丸パーツの両面に、両面テープを貼っていきます。

まずは方面に両面テープを貼ります。

はみ出た両面テープを、丸パーツの縁に沿って切り落とします。

はみ出た両面テープを切り取りました。裏返すと、両面テープが貼ってあります。

残ったもう片方の面にも、両面テープを貼ります。

はみ出た両面テープを切り落とします。

これで、ハートの描かれた小さな丸パーツの両面に、両面テープを貼ることができました。

ハートの描かれた８角形パーツを用意します。

８角形ハートパーツに、両面テープを貼った丸パーツをくっつけます。８角形パーツの円に合わせて貼ってください。

８角形ハートパーツに丸パーツをくっつけた状態。

Ｃ字型パーツを準備します。両面テープをはがし、Ｃ字型パーツを上からかぶせます。

すると、Ｃ字型パーツの中心空間から両面テープを貼った丸パーツがポコッと顔を出します。

Ｃ字型パーツに描かれた白線を頼りに、８角形パーツを上からくっつけます。

これで回転軸機構が出来上がりました。
写真左側が回転軸の表面、右側が裏面です。

ここで回転軸がくるくるとスムーズに回ることを確認しておきます。

ステップ３　回転軸を早見盤の土台にくっつける

先ほど作った回転軸を、星座早見盤の土台パーツに取り付けます。ここでは、細長いパーツを利用して、回転軸を正確な位置に取り付けます。

まず、５mm幅に両面テープを切ります。

５mm幅の両面テープを回転軸の裏面４ヶ所に貼りつけます。

大切な注意点 ２つ
(1)両面テープの貼り付け幅は２mm程度に抑える。
３mm以上貼りつけてしまうと、回転軸が回転しなくなってしまいます。

(2)両面テープを貼ってはいけない角があります。
回転軸の切れ欠きから90度の位置の角には、両面テープをつけないでください。この角は、回転軸の位置合わせに利用する大切な角です。

はみ出した両面テープを切り取ります。

テープを使って、回転軸を位置合わせパーツ（細長いパーツ）に仮止めします。

位置合わせパーツ中心の菱型の頂点と、回転軸の両面テープを貼らなかった２角がちょうど重なる大きさになっています。

位置合わせパーツと回転軸の位置合わせは、慎重に、慎重に。少しずれたかも？と感じたら、再度位置合わせをやり直す。そのくらいの心構えで。

左の写真では、回転軸をもうちょっと上に移動させる必要があります。

位置合わせが終了したら、位置がずれないようにテープで仮止めします。

回転軸の両面テープをはがします。
位置合わせがずれないように、慎重に優しく両面テープをはがします。

回転軸の仮止めされた位置合わせパーツをくるっとひっくり返し、星座早見盤の土台パーツに貼りつけます。

位置合わせパーツは、早見盤土台パーツの対角線と同じ長さになっています。両端の角をピッタリ合わせる要領で位置を定め、回転軸を土台に貼りつけてください。

位置合わせパーツを取り除くと、回転軸には仮止めテープが残ります。クイッと引っ張って、仮止めテープを剥がしてください。

回転軸に両面テープを貼りつけます。

ここで、回転軸を指でグリグリと上下左右に動かしてみてくだい。回転軸に結構遊びがあることが分かると思います。ということで、回転軸の中心位置の調節を行います。

回転軸の中心位置調整の方法

(1)中心合わせは、上下、左右の２方向行います。
(2)まずは上下方向のみに１０回くらい動かします。回転軸Ｃ字パーツの白線を目安にすると、回転軸の上下方向にどれだけ動く遊び幅があるのか大体わかってきます。白線を目安に、これくらい動かした位置が上下方向の回転軸中心だろうな～と目途をつけます。
(3)左右方向も同様に回転軸中心の目途をつけます。
(4)回転軸が(2)(3)で導いた中心位置になるよう、位置を微調節します。